PGAツアーで人気の三菱ケミカル”テンセイ(TENSEI)”シャフト。
今回ご紹介する”CKシリーズ”は、ツアープロの間でブームとなっている”CKプロシリーズ”よりもアマチュア向けに開発されたカーボンシャフトです。
テンセイCKシリーズのレッド、ブルー、ホワイト、オレンジの4モデルの特徴やスペックを詳しくご紹介していきます。
Contents
三菱ケミカルのテンセイ(TENSEI)CKシリーズの特徴とテクノロジー
US三菱ケミカルが開発したテンセイ(TENSEI)は、全体的にハードヒッター向けのスペックとなっています。
テンセイには以下の4つのシリーズがあり、それぞれターゲットとなるゴルファーが異なっています。
- 【CKシリーズ】アマチュア向けのソフトモデル
- 【AV RAWシリーズ】中間のモデル
- 【CKプロシリーズ】プロ向けのハードモデル
- 【1Kプロシリーズ】2021新モデル
今回ご紹介するテンセイCKシリーズは4シリーズの中で最もアマチュア向けに開発されたソフトなモデルです。
『CKプロシリーズでは少しハードかな』という方におすすめのシリーズです。
テンセイのテクノロジー
三菱ケミカルのシャフトは従来3~6種類の素材から作られていました。
テンセイは従来のシャフトとは異なり、カーボンファイバーや炭素繊維と高強度で衝撃安定性に優れるデュポン社のケプラー繊維など11種類の素材を使用しています。
これによりスイングスピードアップ、安定性を図れる設計となっています。
ちなみに、TENSEIは日本語の「転生」からとった言葉で、CKはカーボンファイバー(Carbon fiber)とケプラー(Kevlar)の頭文字をとっています。
テンセイCKシリーズはオレンジなど4モデル!それぞれの特徴とスペックは?
テンセイCKシリーズは「ブルー・レッド・ホワイト・オレンジ」の4種類がラインナップされています。
同じCKシリーズでもモデルごとに弾道やスピン量、好みがはっきり分かれる設計となっています。
では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
テンセイCKブルー(BLUE)
テンセイCKシリーズで最もオーソドックスでクセのないシャフトがCKブルー(BLUE)です。
全体的にしなってくれる中調子で扱いやすい印象です。
幅広いゴルファーをターゲットにしているためバリエーションが豊富。50g台のシャフトにはレディースモデルもラインナップされています。
- クセのない中調子
- 全体的にしなって扱いやすい
- バリエーションが豊富
- つかまり:
- スピン量:
- 弾道高さ:
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
ブルー50 |
L | 50g | 6.5 | 中 |
A | 53g | 6.4 | ||
R | 54g | 5.6 | ||
S | 57g | 5.5 | ||
X | 60g | 5.4 | ||
ブルー60 | R | 64g | 4.6 | |
S | 67g | 4.5 | ||
X | 70g | 4.4 | ||
ブルー70 | R | 73g | 4.0 | |
S | 76g | 4.0 | ||
X | 78g | 3.9 |
テンセイCKレッド(RED)
オーソドックスなブルーよりもキックポイントが先端側にあるため、ヘッドが走り、捉まりが良くなったシャフトがCKレッド(RED)です。
先中調子であるためインパクトロフトが大きくなりやすく、結果的に打ち出し角が高くなり、スピン量も多くなります。
また、シャフトの捻じれ(トルク)も大きいので、フック回転がかかりやすく、スライサーにおすすめのシャフトです。
- 先が走る先調子
- トルクが大きく捉まりが良い
- 高弾道でキャリーが出せる
- つかまり:
- スピン量:
- 弾道高さ:
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
レッド50 | R | 55g | 6.0 | 先中 |
S | 57g | 5.9 | ||
レッド60 | R | 63g | 5.1 | |
S | 66g | 5.1 |
テンセイCKホワイト(WHITE)
4モデルの中で最もハードヒッター向けのシャフトがCKホワイト(WHITE)です。
CKレッドとは対極に手元側がしなる中元調子で、先端剛性が高くインパクトロフトが少なくなりやすいです。
そのため、打ち出し角が低くなり、スピン量も少なくなります。
- 先端剛性が高い元調子
- 最もハードヒッター向け
- 低弾道・低スピンの強弾道
- つかまり:
- スピン量:
- 弾道高さ:
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
ホワイト60 | R | 63g | 4.6 | 中元 |
S | 67g | 4.4 | ||
X | 69g | 4.4 | ||
ホワイト70 | R | 73g | 4.1 | |
S | 76g | 4.1 | ||
X | 80g | 4.0 |
テンセイCKオレンジ(ORANGE)
CKオレンジ(ORANGE)最大の特徴がカウンターバランス。
手元側が重く、先端側が軽くなっているため、振り抜きやすくなっています。
同じ中調子のブルーよりも先端剛性が高く、当たり負けせずしっかり初速が出せるシャフトです。
注意点としては、カウンターバランスは好みがはっきり分かれるシャフトですので、まずは試打することをおすすめします。
- カウンターバランスで振り抜きやすい
- 中調子だが先端剛性が高い
- 好みがはっきり分かれる
- つかまり:
- スピン量:
- 弾道高さ:
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
オレンジ50 |
R | 55g | 6.0 | 中 |
S | 57g | 5.9 | ||
X | 60g | 5.8 | ||
オレンジ60 | R | 63g | 4.6 | |
S | 66g | 4.4 | ||
X | 69g | 4.4 | ||
オレンジ70 | R | 73g | 4.0 | |
S | 75g | 3.9 | ||
X | 78g | 3.8 |
【テンセイ】その他シリーズの特徴とラインナップ
三菱ケミカルのテンセイは、今回ご紹介した”CKシリーズ”の他に”AV RAWシリーズ”、”CKプロシリーズ”、そして新たに発売される”1Kプロシリーズ”があります。
その他シリーズでも”レッド”、”ブルー”、”ホワイト”、”オレンジ”の基本的な特徴は変わらず、どのシリーズでもブルーならオーソドックスな中調子、ホワイトならハードヒッター向けの手元調子となっています。
シリーズ毎のラインナップは、アマチュア向けの”CK”とハードヒッター向けの”CKプロ”は4色すべてラインナップされておりますが、中間の”AV RAW”はレッドを抜いた3色、新作の”1Kプロ”はホワイトのみとなっています。
シリーズ毎の製品ラインナップ | ||||
シリーズ | CK | AV RAW | CKプロ | 1Kプロ |
レッド | 〇 | – | 〇 | – |
ブルー | 〇 | 〇 | 〇 | – |
ホワイト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
オレンジ | 〇 | 〇 | 〇 | – |
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まとめ
今回はUS三菱ケミカルのテンセイCKシリーズについてご紹介しました!
PGAツアーで人気のCKプロシリーズよりもよりアマチュア向けのソフトなシャフトで、4モデルで特徴がかなり異なるシャフトです。
また、今年新たに”1Kプロシリーズ”が発売されます!ホワイトのみのラインナップで、プロ向けのシャフトと思われますが、今のところ詳細は不明です。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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