ディアマナ【TB・PD・GT】のスペックや特徴をまとめました

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人気のカーボンシャフト「ディアマナ」の第5世代「TB・PD・GT」について調子やスペックの特徴まとめました!どんな球筋になるのか、どんなスイングタイプの人に合うのか、ヘッドスピードはどれくらい必要なのか。実際に試打してみたときの感想などもご紹介します!!

三菱ケミカル・ディアマナシャフト【第5世代】の特徴

ツアープロからも圧倒的な人気を誇る三菱ケミカルのディアマナシリーズ。今回ご紹介する「TB・PD・GT」は、2004年発売の初代シリーズから数えて第5世代にあたります。

アスリート向けの粘り系シャフト

ディアマナシリーズ最大の特徴がシャフトの「粘り」です。シャフトには大きく分けて「弾き系」と「粘り系」がありますが、簡単に言うと弾き系は飛距離重視のシャフト、粘り系は安定感重視のシャフトと言えます。もちろん、ツアープロや上級者に選ばれるのは圧倒的に後者です!

弾き系シャフトと粘り系シャフトの違いや、キックポイントやトルクなどスペックの見方についてはこちらで詳しく解説していますので参考にしてみてください!

タイミングが取りやすい中元調子

中〜元調子で手元側がしなるのがディアマナシリーズの特徴です。中元調子は、クラブヘッド側がしなる先調子に比べて左に行きづらい、つかまりづらいシャフトと言えます。

【青マナシリーズ】ディアマナTBのスペックと特徴

ディアマナTBの特徴

青マナといえば、初代青マナをタイガーを始めとするPGAツアー選手が多く使用したことから人気に火がついたクセの少ない王道シャフトです。そんな青マナシリーズの最新作がこの「TB」です。

そんな青マナシリーズの最新作が「TB」で、歴代青マナと同様に手元側とヘッド側の剛性が高い中元調子シャフトです。前作の「BF」よりも手元側の剛性を低くしたことで、より手元側がしなるようになっています。「BF」が少し硬く感じた人はこちらを試してもいいかもしれません!

また、最近の高慣性モーメントの大型ヘッドを使っても当たり負けしないように先端の剛性は「BF」よりも硬くなっています。

手元側がしなって振り抜きやすく、先端剛性が高いので当たり負けせず低スピンになるのが特徴で、球筋はドローもフェードも両方打てる印象です。弾道を作っていきたい方におすすめと言えます!!

ディアマナTBの特徴
  • クセのない中元調子シャフト
  • 全体がしなって扱いやすい
  • 先端剛性が高く当たり負けしにくい
  • ドローとフェードが打ち分けやすい

ディアマナTBのスペック

シャフトフレックス重量トルク振動数
50S56.55.0255
60S643.7257
70S75.53.4258

【白マナシリーズ】ディアマナPDのスペックと特徴

ディアマナPDの特徴

歴代白マナは元調子のハードヒッター向けのシャフトで、今回の「PD」もしっかりとその特徴を受け継いでいて、キャッチコピーの”揺るがない飛距離”の言葉通り、かなり叩けるシャフトになっています。

「TB」よりもさらに先端剛性が高く当たり負けしない。中間剛性も高い印象です。カタログでは中元調子となっていますが、打った感じは完全な元調子です!

そのため、ボールは上がりづらく低弾道になりやすいです。スピン量も抑えられるのでスピン量が多くて悩んでいる方にはおすすめですが、ある程度ヘッドスピードがないとドロップしてしまうことも・・・

また、ボールのつかまりは決して良くないので、ドローを打ちたい方にはおすすめできません。逆に言えば安定してフェードを打ちたい方におすすめです!!

ディアマナPDの特徴
  • ハードヒッター向けの元調子シャフト
  • 低弾道・低スピンになりやすい
  • 先端剛性が高く当たり負けしにくい
  • 安定してフェードが打ちやすい

ディアマナPDのスペック

シャフトフレックス重量トルク振動数
50S54.54.8265
60S64.53.3267
70S74.03.0269

ディアマナGTの特徴とスペック

ディアマナGTの特徴

ディアマナGTは、全シリーズから新たに加わった「ZF」の後継モデルです。

TB・PDと同様に先端剛性と手元側の剛性が高い構造になっています。カタログ値でも中元調子となっていて、TB・PDとあまり違いがないように思えますが、実際に打ってみると全く違うシャフトです。

一番の特徴は中元部分が軟らかくなっているところでしょう!切り返しでかなりしなり感があるので、スペックよりも軟らかく感じます。

他のディアマナシリーズとは違いハードヒッター向けという印象はなく、幅広いゴルファーに合うシャフトと言えます!

ディアマナPDの特徴
  • 幅広いゴルファー向けに開発された中元調子シャフト
  • 切り返しでしなりを感じやすい
  • 先端剛性が高く当たり負けしにくい
  • 比較的フェードが打ちやすい

ディアマナGTのスペック

シャフトフレックス重量トルク振動数
40S49.55.4257
50S56.54.6258
60S62.53.8259
70S72.52.9262
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