【2025最新ゴルフルール】ボールが動いたらどうする?無罰?1打罰?エリア別・原因別に徹底解説

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あ!ボールが動いた!!

こんなときどうすればいいんだろう?

ボールが動いた時の対処法は原因や場所によって変わるよ。

複雑でプロでも間違えやすいルールなんだ。

ケース毎に詳しく解説するから最後までみていってね!

意外とよくある「ボールが動いた瞬間」

プレー中にボールが動くことは意外とよくあります。風で転がった、足が触れた、アドレス中にクラブが当たった…。そんなとき「ペナルティになる?」「元に戻すの?」と迷う人も多いはず。でも実は、動いた原因と場所によってルールはしっかり決まっています。今回はボールが動いた時の対処法についてまとめました。

原因が何かでルールが決まる!基本の3パターン

ボールが動いた時の対処法は原因別に3パターンしかないよ!

原因ペナルティ処置
風などの自然の力なし動いた先から打つ(※グリーン上は例外
プレーヤー(誤って触れた等)原則1打罰(※グリーン上は例外元の位置にリプレース
動物や他人などの外的要因なし元の位置にリプレース

エリアで変わる対応【パッティンググリーン編】

自然の力(風・重力など)原因で動いた場合

解説
  • ペナルティなし
  • 元の位置にリプレース
  • グリーン上では自然な原因で動いても元の位置に戻すのが基本。

パッティングのアドレスをして風でボールが転がった無罰で元の位置に戻す

プレーヤーが誤って動かした場合

解説
  • ペナルティなし
  • 元の位置にリプレース
  • グリーン上ではプレーヤーが原因で動いても、故意的でない限りペナルティなし

パターのヘッドが当たって動いた無罰で元の位置に戻す

第三者が原因(動物・同伴プレーヤーなど)で動いた場合

解説
  • ペナルティなし
  • 元の位置にリプレース

プレーヤーが故意に動かした場合

解説
  • 1打罰
  • 元の位置にリプレース

ポイント解説

グリーン上では、どんな原因でも元の位置にリプレースとなり、プレーヤーが故意的に動かした場合のみ1打罰となります。

原因ペナルティ処置
風などの自然なし元の位置にリプレース
動物などの第三者なし元の位置にリプレース
自分のミス(故意でない)なし元の位置にリプレース
自ら故意的に動かした1打罰元の位置にリプレース

エリアで変わる対応【ジェネラルエリア・バンカー編】

パッティンググリーン上とジェネラルエリア(ティーグラウンド、ペナルティエリア、バンカー、パッティンググリーン以外のすべての場所)、バンカーとでは、対処法が少し変わってきますが、ポイントをしっかり押さえていれば迷うことはありません。

自然の力(風・重力など)が原因で動いた場合

解説
  • ペナルティなし
  • 動いた先からプレー
  • グリーン上以外では原則通り動いた先からプレーする。

傾斜地でボールが転がった動いた先から無罰でプレー

プレーヤーが動かした場合

解説
  • 1打罰
  • 元の位置にリプレース
  • グリーン上以外ではプレーヤーが原因で動かした場合は1打罰となります。

素振りがボールに当たってしまった1打罰で元の位置に戻す

第三者が原因(動物・同伴プレーヤーなど)で動いた場合

解説
  • ペナルティなし
  • 元の位置にリプレース

ポイント解説

原因ペナルティ処置
風などの自然なし動いた先からプレー
動物などの第三者なし元の位置にリプレース
自分のミス(故意でない)1打罰元の位置にリプレース
自ら故意的に動かした1打罰元の位置にリプレース

エリアで変わる対応【ペナルティエリア編】

ペナルティエリアでボールが動いてしまった場合も、基本的にジェネラルエリア・バンカーと同じ処置になります。唯一異なる点は、ペナルティエリアの救済を受ける選択肢が増えることです。

解説
  • 対応はジェネラルエリア・バンカー内と同じ
  • 処置をした後に救済を受けることが出来る(1打罰)

転がってペナルティエリアに入った → 動いた先から無罰でプレー or 救済を受ける(1打罰)

エリアで変わる対応【ティーイングエリア編】

ティーイングエリアでボールが動いた場合は、他の場所とは大きく異なり、どんな原因であっても無罰でプレーを再開することが出来ます。しかし、そのボールがインプレーの場合であればジェネラルエリア・バンカーと同じ処置になります。

ティーショット前に動いた場合

解説
  • ペナルティなし
  • ティーアップし直してOK
  • 動いた原因が何であっても無罰

ティーショット後に動いた場合(インプレー)

解説
  • ティーショット後はジェネラルエリア等と同じ対応

空振りした後、風でティーから落ちた → 動いた先から無罰でプレー

動いても慌てない!落ち着いて原因を判断すればOK

いかがでしたでしょうか?ボールが動いたときは原因と場所を冷静に判断しましょう!ティーイングエリアではストローク前なら無罰で再ティーアップ可能。グリーン上では自分が動かしても無罰で元に戻すのが基本です。一方、ジェネラルエリアやペナルティエリアでは、自然の力ならそのままプレー自分が原因なら1罰打でリプレースが原則。状況を正しく判断することが、スムーズなプレーにつながります。