グリーン上のゴルフルールはとても複雑です!
マーカーの置き方から、アドレスしてからボールが動いた時や他人のボールが当たった時、パットライン上に水たまりあった時など。
対処の仕方を知らないと恥をかいてしまうことも・・・
今回は初心者の方のためにグリーン上の基本的なルールを詳しく解説していきます!
Contents
グリーン上のルール
グリーン上には他の場所とは違う特別なルールがたくさんあります!
完璧に覚えている人は少なく、ルールを勘違いしていてトラブルになることも・・・
初心者の方がすべて覚えることは難しいので、最低限のルールだけは覚えておきましょう!
では、基本的なグリーン上のルールを勉強していきましょう!!
ボールマークの仕方
グリーンに乗ったボールはボールマークして拾い上げることが出来ます!
ボールマークとは、写真のようにカップとボールの延長線上後方にコインなどのマーカーを置くことです!
100円玉などでもいいですが、専用のゴルフマーカーが売っているので買っておきましょう!
ルール上、マーカーは携帯している小物(ティーなど)でも良いとなっていますが、基本的にコインなどを使うのがマナーです!
拾い上げたボールをしっかり拭いてから、自分の打順が来たら元の位置にリプレースしましょう!
また、マーカーを2インチ(5cm)以上離して置くことは禁止されています!
ペナルティとして1打罰が科せられたうえで、元の位置にリプレースします!
ボールマークのずらし方
自分のボールマークが同伴競技者のパットライン上にある時は、自分のボールマークをずらします!
ずらし方はとても簡単です!
- まずは左右どちらにずらせばよいのか確認しましょう。
- ラインと直角方向に目印を見つけます。
- 目印の方向にパターヘッドを当てます。
- パターヘッド一個分マークをずらします。
- 同伴競技者のパッティングが終わったら、またパターヘッドを当てて元の位置に戻しましょう!
簡単ですね!
ずらした後の、戻し忘れに注意しましょう!!
ずらしたときにマーカーを裏返すなどの工夫で、戻し忘れを防ぐことが出来ますよ!!
グリーンに乗ったボールに同伴競技者のボールが当たった
自分が先にグリーンオンしていて、同伴競技者のショットが自分のボールに当たった場合はどうするのでしょうか?
これはグリーン上に限らず、ボールを当てられて動かされたボールは元の位置にリプレースします!
ボールを当てられてカップインしたとしても、残念ながらカップインは認められません。
一方、当てた側のボールはそのまま止まった位置でプレーすることになります!
もちろんペナルティはありません!
ボールに当たってからカップインした場合は、カップインが認められます。
アドレスした後にボールが動いたら
ボールをリプレースしアドレスした後、突風が吹いてボールが動いてしまった!
滅多にないことですが、対処法はしっかり覚えておきましょう!
この場合はボールを元の場所に戻してはいけません!
動いた先からプレーするのが正しい対処法です!
ピンやボールに当ててしまった
グリーン上からパッティングしたボールが、グリーン上にあるボールやピンに当たった場合はペナルティとして2打罰が科せられます!
カップに刺さっているピンに当ててもペナルティですので、グリーンに乗ったら必ずピンを抜きましょう!
誤って当ててしまった場合は、先ほどのルールと同様に当てた側はそのままプレーを続けます。
当てられた側は元の位置にリプレースします!
例えば、ピンを刺したままパーパットを打って、それがカップインした場合、カップインは認められますが、ペナルティの2打罰が科せられスコアはダブルボギーとなります!
グリーン面の修復
グリーン面にはピッチマークやスパイクマークなどの損傷がありますね。
自分で付けたピッチマークなどは直すのがマナーですが、残念ながら直さない方も多いです・・
パットライン上にこれらの損傷があった場合、ボールの転がりに影響するので直したいところですね!
ですが、グリーン上の損傷で直せるのはピッチマークのみとルールで定められています!
他人がつけたスパイクマークなどは直すことが出来ません!
もし直してしまった場合は、2打罰が科せられます!
しかし、ホールアウトした後に修復することは認められているので、他のプレーヤーのためにもホールアウト後に直してあげましょう!
もちろん自分がグリーン面を損傷させた場合も修復するのがマナーで、他にもグリーン上には様々なマナーがありますので覚えておきましょう!!
グリーン上のマナーについての詳しい情報はこちら↓
ゴルフ初心者必見!グリーン上のマナー!ピッチマークの直し方や打順は?
グリーン上に落ち葉や砂が落ちていたら
グリーン上には、落ち葉や小石、バンカーの砂などが落ちていますね。
これらのような固定されていない自然の障害物をゴルフ用語で「ルースインペディメント」といいます。
スルーザグリーンと呼ばれるハザード以外のコース上、またはグリーン上のルースインペディメントは避けることが出来ます!
ただし、砂とバラバラの土はグリーン上でのみルースインペディメントと認められるため、他の場所では避けることが出来ません!
ハザード以外とあるようにバンカーやウォーターハザード内のルースインペディメントは避けることが出来ません!
グリーン上の水たまりがあったら
雨降りの後などはグリーン上の低いところに水たまりが出来ていることがあります!
せっかくナイスオンしたのに自分のボールが水たまりの中にあった悲しいですね・・・
しかし、悲しむ必要はありません!!
コース上の水たまりはカジュアルウォーターといって無罰で影響のない場所にプレースすることが出来ます!!
無罰の救済ですので、無理してそのまま打つ必要はないんです!!
カジュアルウォーターについての詳しい情報はこちら↓
ゴルフルール!カジュアルウォーターの救済と処置!判断は?バンカーやグリーン上は?
まとめ
ゴルフをプレーしていると思いもよらないトラブルが起り、対処法に困ることがあります!
特にグリーン上はトラブルが起こりやすいです!
今回はグリーン上の代表的なルールを解説させていただきましたが、ゴルフルールは覚えきれないくらい多いです!
少しずつ勉強して知識を増やしていきましょう!!
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