ゴルフクラブの中で一番飛距離が出るのがドライバーです!
ドライバーで遠くまで飛ばすのはゴルフの醍醐味ですね!
そんなドライバーですが、初心者には少し難しいクラブでもあります。
スライスが出たり、球が上がらないなど、飛距離が出ないなど。
今回はそんなドライバーが簡単に打てるようになるコツを紹介します!
ドライバーとは
ゴルフクラブは「ウッド」「アイアン」「ウェッジ」「パター」の4つに大別することが出来ます。
この中で一番飛距離が出るのが「ウッド」で、ウッドの中でも一番飛距離を出せるのが1番ウッド(1W)であるドライバーです!
余談ですが、1Wをドライバー、3Wをスプーン、5Wをクリークといいます。
ショートホールを除く14Hのティーショットでは、必ずと言っていいほどドライバーを使います!
そしてドライバーショットの結果は、そのホールの結果に大きく影響します!
仮にOBを打ってしまうと、その時点でボギーで上がることも難しくなってしまいます。
そのくらいドライバーは大事なクラブです!
ドライバーの構造と飛距離
ドライバーの長さは45.5インチ前後、ヘッドの大きさは440cc前後が標準です。
またシャフトの素材はカーボン製で、ヘッドにはチタンやカーボンが使われています。
14本のクラブの中で一番長く、ヘッドも一番大きく、そして一番軽いのが特徴です!
ヘッドが大きいことにより直進性を高め、軽くて長いことにより、速く振れるため遠くに飛ばすことが出来ます!
また、ロフト角と呼ばれるフェースの角度は10度前後が標準でパターの次に立っています。
これにより打ち出し角を低くし遠くに飛ばすことが出来ます!
男子プロゴルファーだとヘッドスピードが50m/s以上あり、300ヤード以上飛ばすことが出来ます!
女子プロゴルファーでも250ヤード以上も飛ばすことが出来ます!
一般の方だとそこまで飛ばすのは難しいですが、スイングの改善や自分にあったクラブを使うことで飛距離は伸ばすことが出来ます!!
男女別の平均飛距離とヘッドスピードはこちら↓
男女別!ゴルフの平均飛距離とヘッドスピード!ドライバーやアイアンの番手毎の目安は?
ドライバーの基本的な打ち方
ドライバーの打ち方は他のアイアンなどのクラブと特別変える必要はありません!
ですが、球が上がらない、曲がってしまうかもなどの苦手意識からドライバーだけスイングが変わってしまっている方が多くみられます。
また、遠くまで飛ばそうとして思い切り振りすぎている方も多いですね!
初心者の方はミスをして当たり前なので、難しく考えず、次の3つのポイントだけを意識して練習してください!
ドライバーの前にゴルフスイングの基本を勉強したいという方はこちら↓
初心者必見!ゴルフスイングの基本!当たるようになるコツは?正しい練習方法は?
アドレスの前傾
ドライバーは14本のクラブの中で最も長いクラブです。
そのためアドレスの段階で前傾が浅くなりやすい傾向があります!
さらにアイアンに比べヘッドスピードが速く遠心力がかかるため、インパクトの瞬間も前傾が起き上がりやすいです!
前傾が起き上がることでおきる代表的なミスがトップです!
トップとはクラブフェースの下側に当たって打ち出し角が低くなるミスです。
大きく飛距離をロスしてしまいますので、セカンドショットの距離が残ってしまいパーオンするのが難しい状況に・・・
そうならないためには、アドレスの段階でしっかり前傾をしておくことが大事になってきます!!
インサイドインの軌道
写真のようにボールに対して内側からクラブが入り内側に抜けていくことをインサイドインの軌道といいます。
ドライバーで真っすぐ遠くに飛ばすにはこの軌道でなければなりません!
また、外側から入り内側に抜けていく軌道をアウトサイドイン、内側から入り外側に抜けていく軌道をインサイドアウトといいます。
アウトサイドインはスライス系、インサイドアウトはフック系の球筋になります!
初心者の方の多くは「アウトサイドイン」の軌道になっていて、サイドスピンがかかりスライスになっています!
ボールの内側からクラブを入れて、内側に抜いていく「インサイドイン」の軌道を意識してスライスを克服しましょう!!
上手く意識できず、スライスしてしまうという方は、写真のようにボールから約10センチ後方に目印を置いてください!
そしてそこにボールがあると思ってスイングしてください!
または最初からボールからヘッドを離して構えてもいいです!
それでもスライスするという方は20センチ、30センチとどんどん後ろに下げてみてください!!
必ず真っすぐ打てるポイントがあるはずです!
ボールより後方に意識を持っていくことで、身体の開きが抑えられ、自然とクラブがインサイドから入るようになります!
是非チャレンジしてみてください!!
アッパーブローの軌道
写真のようにボールに対してクラブが下から入ることをアッパーブローの軌道といいます。
ドライバーの場合、写真のようなアッパーブロー、または水平に入るレベルブローで打ちます!
先ほど初心者の方に多いといったアウトサイドインの軌道は、上から入るダウンブローになりやすく、ドライバーのスイングには適していません!
また、アッパーブローに打とうとするとインサイドアウトの軌道になりすぎる傾向があり、これもよくありません!
インサイドアウトの軌道が強くなると、フックまたはチーピンといった左に曲がるミスにつながります!
もっとひどくなるとバックスピン量が減って、球が上がらないなどのミスになります!
では、どうすればいいのかというと、アドレスを少し工夫するだけでいいんです!!
写真のボールの位置はスタンスのほど中央にセットされています。
これではアッパーブローに打つことが難しいです!
ドライバーのアドレスでは、写真の黄丸のように左かかと線上、または左肩の線上にボールをセットしましょう!
身体の左側にボールがあり、さらにティーアップされているので、自然とアッパーブローに当たるようになるんです!
あとはビハインド・ザ・ボールを意識してスイングしてください!!
まとめ
今回は初心者でもドライバーが打てるようになる3つのポイントを紹介させていただきました!
初心者のうちは難しく考えず、ある程度の飛距離で、ある程度真っすぐ飛んでいれば良しとしましょう!!
特に男性はもっと飛ばしたい!などの欲が出てきます!
ですが、飛距離がアップすればスコアもアップするという訳ではありません!!
必ずアプローチやパターの練習にも力を入れましょう!!
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