グリーン周りのアプローチでダフリやトップなどのミスをしてしまった経験はありますよね!
ゴルフ初心者の方でアプローチに苦手意識を持っている方も少なくないはず!
アプローチウェッジやサンドウェッジで練習しても上手くいかない・・・
今回はゴルフ初心者でも簡単にマスターできるアプローチの打ち方を紹介します!
Contents
アプローチとは
アプローチとはグリーン周りでウェッジやパターなどを使ってピンの近くに寄せるショットの総称です!
アプローチの結果次第でスコアが大きく変わるといってもいいくらい、重要なショットです!
アプローチが上手くなれば確実にスコアがアップしますよ!
アプローチの種類
グリーン周りにはバンカーや池、様々な傾斜があり、プロや上級者は多彩なショットで見事に寄せていますよね!
アプローチにはピッチエンドラン、高く上げるロブショット、低く出して転がすランニングアプローチなど色々な種類があります!
ウッドやユーティリティーを使う人もいますね!
このようにアプローチには様々な方法がありますが、実は基本のピッチエンドラン出来ればほとんどの状況に対応できます!
なぜなら、普通のゴルフ場はプロのトーナメントのように難しい位置にカップを切らないからです!
初心者の方が色々な打ち方を覚えるのは難しいので、まずはこのピッチエンドランをマスターしましょう!
使用するクラブ
今回紹介する打ち方に使用するクラブは、サンドウェッジ(SW)かアプローチウェッジ(AW)です。
自分なりに距離感が出しやすいほうを使いましょう!
状況によって使い分ける方法もありますが、あまりおすすめできません。
慣れるまではどちらか一本を使い続けましょう!!
ウェッジの構造
ウェッジはピッチショットやバンカーショットが打ちやすいような構造になっています!
写真のようにウェッジにはロフト角とバウンス角があります!
AWやSWの場合、ロフト角は50~58°、バウンス角は8~14°になっています。
ロフト角とは、フェース面の角度のことをいい、数字が大きいほどフェースが寝ていてボールが上がるようになっています!
バウンス角とは、地面方向に出っ張っているソール部分の角度のことをいいます。
このバウンス角があることによって、リーディングエッジが地面に刺さらずに滑ってくれるようになっています!
初心者用のクラブほど角度も幅も大きくなっていて、ピッチショットやバンカーショットがしやすい設計になっています!
アプローチの打ち方
アプローチは、ハンドファーストに構えてダウンブローでしっかり打ち込むと教わった方も多いと思います!
実は、それがアプローチを難しくしているんです!!
上級者向けの難しい打ち方なので初心者には使いこなせません!
今回紹介するアプローチの打ち方はとてもシンプルです!
先ほど解説したようにウェッジにはバウンス角があり、地面を滑ってくれる設計になっているので、それを利用した初心者向けのとても簡単な打ち方を紹介します!
アドレス
アプローチは動きが小さい分、アドレスでの準備がとても重要です!
少しのズレがミスにつながるので、毎回同じように構えられるように何度も練習しましょう!
まず身体の中心にボールをセットします!
スタンスを肩幅くらいに狭めて、フォローが出しやすいように飛球線方向よりも30度ほど開き、6:4の割合で左足に体重を掛けます。
スタンスを開いた分、ボールが右側にあるように見えますが、顔の真下にあれば問題ありません!
よくボールを右側にセットしすぎている人を見かけますが、それだとリーディングエッジが地面に刺さりやすくなります!
グリップは短く持ち、左太ももの前で若干ハンドファーストに構えます!
ファンドファーストになりすぎるとダフリやすくなるので注意してください!
そして、クラブが滑りやすいように10°ほどフェースを開きます!!
バウンス角が増えてさらに滑りやすくなります!
さらに、右肩を少し下げてクラブが上から入りすぎないようにしましょう!!
バックスイング
バックスイングは左足体重のまま、なるべくゆっくり引きます。
飛球線方向に真っすぐ引くようにしましょう!
飛球線方向よりも内側に引いてしまうと、ダフリやトップの原因になります!
距離感はバックスイングの大きさで決めます。
膝の高さで何ヤード、腰の高さで何ヤードというように目安を作っておきましょう!
ダウンスイング~インパクト
ダウンスイングはバックスイングと同じスピードで振り降ろすくらいの気持ちで振りましょう!
早くボールに当てたいという心理から、いきなりスイングが速くなるとしっかりボールを拾うことが出来ません。
そして、アドレスで準備していたように、打ち込むのではなくソールを滑らせるようにして打ちます!!
手前から入り普通だとダフッているところも、ソールが滑っていくのでミスになりません!
フォロースルー
フォロースルーを大きくとってしまうと距離感がバラバラになってしまいます!
バックスイングと同じか、それよりも小さくなるようにしましょう!
バックスイングが腰の高さならフォロースルーは腰の高さ以下です。
どうしてもフォロースルーが大きくなってしまう方は、打ったら止めるくらいの意識でもいいかもしれません。
落とし所
このアプローチは基本のピッチエンドランなので、落とし所はピンとボールの中間が基本になります。
これを基準に上り傾斜なら少し奥、下りなら手前というように状況に応じて落し所を変えましょう!
後はそこまでの距離に応じたバックスイングの大きさで打つだけです!!
上りだから、下りだからといって打ち方を変えてはいけません!!
また、無理をしないということも大事です。
50センチ以内に寄せてやる!というよりは、3m以内に寄ればいいか。というくらいの気持ちで落とし所を考えましょう!!
最後に
プロのように高く上げて止めるショットや、スピンで止めるショットはかっこいいですが、かなりの技術が必要です。
難しいショットに挑戦して大ケガするよりも、今回紹介したミスになりにくい打ち方で安全に寄せる方がスコアが崩れにくいです!
まずはこの打ち方をしっかり練習してから、ロブショットなどの難しいショットに挑戦してみてください!!
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