ゴルフ・バンカー内のルール!小石や枯葉は避けられる?レーキで足跡を直すのは?

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バンカー内はフェアウェイやラフなどとは違う特別なルールがあります!
覚えることが多く、初心者にとっては難しいですね!
小石や枯葉は避けられるのか、打つ前にバンカーレーキで足跡を均してもいいのかなどの疑問も多いはず!
また知っていると役立つアンプレアブルについても解説していきます!

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はじめに

 

バンカー内ではソールが出来ないことなどは、初心者の方でもなんとなくわかっていると思います!

しかし、バンカー内のルールには誰もが知っているものから、あまり知られていないものまで多くのルールがあります!!

しっかりとルールを把握してトラブルがあった時に困らないようにしましょう!

今回はそんなバンカー内のルールを基本から勉強していきましょう!

 

バンカーとは

バンカーとは砂で満たされているハザードのことをいいます。

ほとんどの場合は周囲よりもくぼんでいて、この高低差をアゴといいます。

アゴが高い、低いというように表現します。

バンカーには以下の二種類があり、配置されている場所によって呼び方が変わります。

  • ガードバンカー

グリーン周りにあるバンカーで、グリーンをガードするという意味でガードバンカーと呼ばれています。ちなみにこれは和製英語で、海外ではグリーンサイドバンカーといいます。

  • フェアウェイバンカー

フェアウェイにあるバンカーで、主にティーショットを難しくさせるために配置されています。クロスバンカーとも呼ばれますが、これは和製英語なので海外では通じません。日本ではどちらも使われています。

 

バンカーの境界線

OBやウォーターハザードの境界線は白杭や赤杭などで示されていますが、バンカーにははっきりとした境界線がなくわかりづらいですね。

バンカーの縁にボールが止まった時、バンカー内のボールなのかスルーザグリーンのボールなのか判断に困ることがあると思います。

そういった場合は、芝草の上にボールが乗っているかどうかで判断するとわかりやすいです!

芝草の上にボールが乗っていればスルーザグリーンボールとなります!

草に覆われていないバンカーの壁やへりは、バンカーの一部とされているため、バンカーの砂に触れていたり、草に覆われていないへりなどに止まっていればバンカー内のボールです!

 

バンカー内で禁止されている行為

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バンカー内ではスルーザグリーンとは違い、禁止されている行為が多くあります!

禁止事項とペナルティを併せて覚えましょう!

 

バンカー内の地面に触れること

ショットの前に砂の状態を手で確認したり、アドレスをしたときにソールすることはできません!

もし触れてしまった場合は2打罰が科せられます。

バンカーレーキでも同じことがいえます。

自分の足跡をバンカーレーキで均しながらボールのところまで向かう人もいますが、これも2打罰になります!

 

小石や枯葉を避けること

 

小石や枯葉のことをゴルフ用語でルースインペディメントいいます。

バンカー内のルースインペディメントは取り除くことができません!

たとえ落ち葉がボールの上に覆いかぶさっていても避けることはできません!

避けた場合は同じく2打罰が科せられます!

 

ただし、小石についてはプレーヤーに危険が及ぶ可能性があるため、ゴルフ場によっては「動かせる障害物とする」というローカルルールを制定している場合があります。

その場合は小石は取り除くことができますので、スタート前に確認しましょう!

 

また、2019年のルール改正後からは、バンカー内のルースインペディメントを取り除くことが可能になります!!

 

 

例外で許されている行為

 

いくつか例外で許されている行為があるので紹介します。

  • 転びそうになった時にクラブや手をついた

転びそうになった時にクラブや手で体を支えた場合は、ペナルティになりません。

  • バンカー内に使用しないクラブを置く

バンカー内にクラブを数本持っていき、使用しないクラブをバンカー内に置いてもペナルティになりません。

  • 脱出に失敗した後にバンカーを均す

バンカーからの脱出に失敗し、まだ同じバンカーにボールがある場合でも、次のショットのライやストローク区域の改善にならなければバンカーを均すことができます。

 

その他のルール

 

基本的には上記で解説した内容を覚えていれば問題ないと思います。

ですが、2つのボールが並んで止まっている時や、ボールが埋まっていて自分のボールか確認できないときなどのトラブルにも対処できるようにその他のルールも勉強しておきましょう!

 

ボールが2つ並んで止まっている

 

バンカー内で自分のボールと同伴競技者のボールが並んで止まっていた時は、後から打つの方のボールをマークして拾い上げることになります!

マークがショットの邪魔になるとしても正しい位置にマークしなくてはなりません!

マーカーが飛ばされてもショットの跡で位置でわかるので、ライを復元した後、リプレースすることになります!

ショットの邪魔になるからといってボールから離れた位置にマークした場合は、正しい位置にマークしなかったということで1打罰が科せられます。

 

ボールが埋まっていて自分のボールか確認できない

バンカー内でボールが埋まることを目玉になるといいます。

通常、目玉になったとしてもそのまま打つことになりますが、自分のボールかどうか確認できない場合は、同伴競技者立会いのもと、マークし、拾い上げて確認することが出来ます。

自分のボールであることが確認出来たら、元のライを復元してリプレースします!

ボールが埋まっていた時の対処法の詳しい内容はゴルフルール!ボールが地面に埋まった時の処置を解説!ラフは?2019年からは?をご覧ください!

 

バンカー内の水たまりにボールがある

バンカー内の水たまりにボールがある時は、カジュアルウォーターの救済を受けることが出来ます!

ゴルフルール!カジュアルウォーターの救済と処置!判断は?バンカーやグリーン上は?で詳しく解説していますのでご覧ください!

 

アンプレアブルを宣言したとき

 

バンカー内でアンプレアブルを宣言したときは、1打罰で以下の3通りの処置から選べます!

  1. その前に打った地点に戻る
  2. そのボールとホールを結んだ後方線上のバンカー内にドロップ
  3. そのボールから、ホールに近づかない2クラブレングス以内のバンカー内にドロップ

2と3はバンカー内にドロップしなければなりませんので、バンカーから出したければ、1のその前に打った地点まで戻るしかありません。

 

しかし、2019年のルール改正後からは、2打罰を受けることで後方線上でバンカーの外にドロップできるようになります!

どうしてもバンカーが苦手でなかなか脱出できない、アゴの高いバンカーに入ったので2打罰を受けてでも外に出したい時などに覚えておくと助かりますね!

 

最後に

 

いかがでしたか?バンカー内では禁止事項が多くプレーが制限されてしまいますね!

プロでも誤ってソールしてしまい2打罰を科せられることもあります!

また、バンカーはなかなか練習する場所がないので、苦手意識を持たれている方が多いと思います!

トラブルを避けるためにも、バンカーに入れないようなマネジメントをすることが大切です!

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