ゴルファーの必需品の一つであるキャディバッグ。
初心者ゴルファーはデザインや価格だけで選んでしまいがちですが、カート式とスタンド式の違いやモデルごとの特徴をしっかりと理解すれば、自分に合ったモデルに出会うことができるでしょう!
今回は、キャディバッグの選び方のポイントをご紹介します!
Contents
自分に合うキャディバッグはどっち?カート式とスタンド式の違いを解説
まずはキャディバッグの種類別の特徴を理解しましょう!
キャディバッグにはたくさんの商品が存在します。ゴルフメーカーからアパレルメーカーまで多くのメーカーから販売されており、価格も様々で高いものだと10万円を超えるものもあります。
そんなキャディバッグは大きく分けて「カート式」と「スタンド式」の2種類があります。
ツアープロのほとんどが使用しているのはカート式キャディバッグ。垂直に置けるタイプで、テレビの中継でキャディが背負っているといえばイメージしやすいかと思います。
一方、スタンド式キャディバッグは、2本の脚(スタンド)が付いていて、斜めに置けるタイプ。練習場で一度は目にしたことがあるかと思います。
それぞれのタイプにはメリット・デメリットがありますので、プレースタイルに合わせて自分に合っている方を購入しましょう!!
また、初めて購入される方は「ネームプレート(名札)」を一緒に購入しましょう!
余談ですが、キャディバッグは和製英語です。英語では‟golf bag”や”golf club bag”と表現します。
カート式キャディバッグの特徴は?大容量で収納がたっぷり!
カート式キャディバッグは、その名の通りカートに積むことを想定して作られているモデルで、大容量で収納が多いのが特徴です。
ツアープロが試合で使用しているのがカート式キャディバッグです。その理由の一つが、収納が多いこと。試合ではゴルフクラブ以外にも予備のグローブやボール、タオルやレインウェアなど多くの小物を持ち歩くためカート式が選ばれています。また、間口(口径)が大きくゴルフクラブが取り出しやすいのも理由の一つです。
キャディバッグにラウンドで使用する小物をたくさん収納したい方や、憧れのツアープロと同じモデルを使いたいという方におすすめです!
では、カート式キャディバッグのメリット・デメリットをまとめました。
【メリット】
- しっかりした作りで丈夫
- 収納が多く、ラウンド用品がたくさん入る
- 間口が広くクラブが取り出しやすい
- ツアープロと同じモデルを使用できる
【デメリット】
- 重量が重く持ち運びが大変
- 体積が大きく車内や室内で場所を取る
スタンド式キャディバッグの特徴は?軽量で持ち運び便利!
スタンド式キャディバッグは、斜めにすると2本の脚(スタンド)が展開され、どこにでも安定して置けるのが特徴です。自分でバッグを背負ってのラウンドや練習場で使用することを想定して作られています。
そのためコンパクトで軽量、両肩に背負えるショルダーベルトが付いているモデルが多いです。持ち運び便利で、女性にはスタンド式の方が人気があるようです。
カート式が重いと感じる方や、クラブセッティングが10本前後の方、軽自動車などのコンパクトカーに乗っている方などにおすすめです!また、ラウンドの際はキャディバッグとは別に、ラウンド用品を収納する用のバッグを持っていくとこをおすすめします。
では、スタンド式キャディバッグのメリット・デメリットをまとめました。
【メリット】
- コンパクトで収納にスペースを取らない
- 軽量で持ち運び便利
- 練習場では、斜めに置けるのでクラブを取り出しやすい
【デメリット】
- 小物を収納するポケットが少ない
- クラブの収納スペースも狭く、クラブが取り出しにくい
- 作りが華奢でクラブの保護性能が低い
キャディバッグの選び方のポイントを紹介
キャディバッグの重量
一つ目のポイントはキャディバッグの重量です。カート式は3~4㎏程度、スタンド式は2~3㎏程度のものが主流です。1~2㎏程度の差ではありますが、ゴルフショップで実際に持ってみるとその違いがはっきりと分かります。
実際にはクラブやラウンド用品の重量が加算されます。一般的に男性用フルセットで5.5㎏程度、女性用のフルセットで4.5㎏程度になりますので、その点を考慮して選びましょう!
おすすめの選び方は二つ。
一つ目は、ラウンド用と練習用を兼用する方法。現在は3㎏未満の軽量カート式キャディバッグが販売されています。持ち運びが便利、収納も多くおすすめです。
二つ目は、ラウンド用と練習用を使い分ける方法です。ラウンド用にツアーモデルのカート式、練習用にスタンド式と2種類のキャディバッグを使い分けるのもいいでしょう。
口径の大きさと分割数
二つ目のポイントはクラブの出し入れに関わる口径の大きさとその分割数です。
8.5型や9型と表記されているのがクラブの口径サイズで、単位はインチです。
当然大きいほうがクラブの出し入れがしやすく、フルセットを収納するなら9インチ以上のモデルがおすすめ。フルセットを使用していない女性や初心者の方は7.5~8.5インチのモデルでも十分収納できます。練習用には、7型前後のスタンド式キャディバッグがおすすめです。
分割数はカート式では5~6分割、スタンド式では6~7分割が主流です。
ラウンドではクラブを数本まとめて取り出したり、しまったりすることがあるので分割数が少ないほうがおすすめです。練習場ではクラブを一本ずつ使用するので分割数が多いほうが使いやすいです。
一般的な5分割のキャディバッグでは、一段目の大きい区画にドライバーやウェアウェイウッドを3本、二段目は2区画に分かれているので長いアイアンから3本ずつ、三段目の2区画には使用頻度の高いショートアイアンとウェッジを2本ずつ収納するといいでしょう。
ポケットの数や大きさ
キャディバッグのポケットにはボールやグローブなどのラウンド用品を入れることになります。天候によってはレインウェアや防寒グッズなども入れることがあります。
自分が収納したいものを想定して、ポケットの数と大きさが十分なキャディバッグを選択しましょう!
キャディバッグの素材
キャディバッグの素材は重さや強度に影響します。一般的にカート式にはポリウレタン、合皮、エナメルなどの重く強度の強い素材が使用されていて、スタンド式にはポリエステル、ナイロンなどの軽量で強度の低い素材が使用されています。
そのためカート式は重くなりがちですが、ポリエステルを使用した軽量モデルも販売されています。
他にもポリウレタンやエナメルは汚れが付きにくいといった特徴もあります。
その他関連情報
キャディバッグの選び方のまとめ
最後にキャディバッグの選び方のポイントをまとめました!
- 重量はなるべく持ち運びが楽な重さのモデルを選ぶ。カート式は3~4㎏、スタンド式は2~3㎏が主流。軽量モデルのカート式もある。
- 口径は14本なら9インチ以上、10本前後なら8.5インチ以下。
- 分割数は少ないほうがラウンド向き、多いほうが練習向き。
- ラウンド用品を収納するポケットの数と容量はカート式は多く、スタンド式は少ない。レインウェアや防寒グッズを入れることもある。
- ポリウレタン、合皮、エナメルは頑丈で汚れにくいが重い。ポリエステル、ナイロンは軽量だが、強度が低く汚れやすい。
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