ゴルフ初心者が最初にぶつかる壁が100切りだと思います。
その目標を達成するには技術やコースマネジメントと同じようにクラブセッティングが重要になってきます。
今回は、ゴルフ初心者が100切りを達成するためのクラブセッティングの基本をご紹介したいと思います!!
Contents
【ゴルフ】目指せ100切り!初心者向けクラブセッティングの基本
クラブセッティングを考える上でまず理解しなければならないのが、ラウンドに持っていけるクラブの本数は最大14本までと決められていること。
パターは必須のクラブになりますので、飛距離などを考慮し残りの13本を決めることになります。
そこで、まずはゴルフクラブの種類を確認しましょう!!
ゴルフクラブの種類を知る!
クラブの種類は以下の6種類です!
この中からパターを除いた13本を選びます!
ドライバー
フェアウェイウッド
ユーティリティー
アイアン
ウェッジ
パター
ウェッジ以外は5番ウッドや9番アイアンのように番手といわれる数字が書かれており、同じ種類のクラブであれば数字が大きいほど飛距離が短くなります。
ウェッジは飛距離順にピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジの3種類が基本となります。
飛距離と番手の考え方は?
クラブ(番手)を変えて飛距離を打ち分けるというのがクラブセッティングを考える上での基本です。
1番手変わるごとに、フルショットの飛距離が10~15ヤード変わるが理想で、以下の表がクラブの種類と番手毎の飛距離の目安です。(1W=ドライバー)
クラブの種類と番手毎の飛距離 | ||||||||||
ウッド | 1W | 3W | 5W | 7W | ||||||
UT | 2U | 3U | 4U | 5U | 6U~ | |||||
アイアン | 2I | 3I | 4I | 5I | 6I~9I | 10I | ||||
ウェッジ | PW | AW | SW | |||||||
男性平均 | 230 | 215 | 195 | 180 | 170 | 160 | 150~120 | 105 | 95 | 80 |
女性平均 | 175 | 150 | 135 | 125 | 120 | 110 | 100~70 | 60 | 55 | 50 |
表からわかるように「5W・2U・2I」や「5U・5I」のようにフルショットの飛距離が同じという組み合わせがいくつかあります。
同じ飛距離のクラブを複数本入れても意味がないので、ここで”ウッド”なのか、”ユーティリティ”なのか、”アイアン”なのか選ぶことになりますが、クラブの種類を決める際に重要なポイントが一つあります!
クラブの種類を決める!
クラブの種類を選ぶ際に重要なポイントは”易しいクラブ”になります。
易しいクラブとはボールが上がりやすく、つかまりが良い(スライスしにくい)クラブになります。
先ほどの表の中の赤字で書かれたクラブはボールが上がりにくく、つかまりにくい”難しいクラブ”になります。
100切りを目指す方は、ミスの確率と幅を減らすことが重要になりますので、プロや上級者が使うような難しいクラブはなるべく避けたいです。
クラブの重量を決める!
ゴルフクラブは、重すぎるとヘッドスピードが落ちて飛距離が出ない、軽すぎるとスイング軌道が安定せずミスショットが多くなります。
自分のヘッドスピードを考慮し、振り切れる範囲で重いものを使うことをおすすめします!!
クラブの重量は基本的にシャフトによって変わりますので、クラブを重くしたい場合は重いシャフト、軽くしたい場合は軽いシャフトを選びます。
例えば、ドライバーですと40g台、50g台、60g台、70g台のように10g刻みでシャフトが販売されていますので、ゴルフ量販店で試打したり、クラブフィッティングで自分に合う重さを見つけましょう!!
また”重量フロー”が揃っているも大切なポイントです。
重量フローとは重量の流れのことで、最も長いドライバーが最も軽く、そこから徐々に重くなっていき、最も短いサンドウェッジが最も重くなるように重量の流れを揃えましょう!
シャフトの硬さを決める!
シャフトの硬さもクラブの重量と同じでヘッドスピードによって決まります。
シャフトには”フレックス”という硬さを表す記号があり、柔らかい順に「L、A、R、SR、S、X、TX」があり、LとAは女性用、R、SR、Sが一般男性用で、XやTXはプロゴルファーなどのヘッドスピードが速い方に適しています。
シャフトが柔らかすぎるとスピン量が増えて飛距離をロスしてしまい、硬すぎるとスピン量が減りボールが上がらないといった現象が起こります。
これも重量と一緒で、試打したり、クラブフィッティング受けたりして自分に合う硬さを見つけることをおすすめします!!
初心者におすすめクラブセッティング
クラブセッティングの基本的な考え方については理解できましたね。
では、100切りを目指す初心者におすすめのクラブセッティングを紹介します。
最初に「クラブの本数は14本まで」とご紹介しましたが、初心者の方は14本以下でも問題ありません。
クラブ選びに重要な”易しいクラブ”という観点から難しいクラブは初めから入れないという選択をおすすめします。
男性ゴルファー向けクラブセッティング
こちらが男性ゴルファーにおすすめのクラブセッティング(12本)です。
1W、5W
4U
5I、6I、7I、8I、9I
PW、AW、SW
パター
ドライバーショットはゴルフの醍醐味の一つでもありますので、ドライバーからのセッティングです。
ドライバーの下には3Wというセッティングが主流ですが、初心者の場合は地面に置いたボールを3Wで打つのは難しく、大きなトラブルに繋がったり、本来の飛距離が出なかったりするので、はじめから外すことをおすすめします。
ドライバーの下には、フェアウェイやラフからでも比較的簡単に打てる5Wを入れています。
アイアンは5番からのセッティングで、重量フローがはじめから揃っている5番からSWまでの8本セットがおすすめです。
5Wと5I間の距離が30ヤードほどありますので、間を埋めるクラブが必要です。7Wでも良いのですが、男性ですとボールが上がりすぎてしまう可能性があるので、4Uを入れています。
女性ゴルファー向けクラブセッティング
こちらが女性ゴルファーにおすすめのクラブセッティング(12本)です。
1W、5W、7W
4U、5U
6I、7I、8I、9I
PW、SW
パター
ティーショットで出来るだけ距離を稼ぎたいのでドライバーは必需品です!
それでもセカンドショットで長い距離が残ることが多く、フェアウェイウッドやユーティリティの使用頻度が高くなるので、そこを充実させるセッティングがおすすめ。
フェアウェイウッドは、難しい3Wを外した5Wと7Wの二本がおすすめ。3Wと同じ理由で5Wを外した11本のセッティングでもOK!
アイアン以下は6番からSWまでで、AWを抜いた6本セットがおすすめです!先ほどの表の平均飛距離をみてもわかるように、女性は番手間の飛距離の差が少ないのでAWを外しても問題ありません。
ここではユーティリティを4Uと5Uにしていますが、アイアンが苦手な方は6Iの代わりに6Uを入れるなど、ユーティリティを充実させることをおすすめします!
プロゴルファーのクラブセッティング
まとめ
最後にクラブセッティングの基本をまとめました!
クラブの本数は14本まで
番手間の飛距離差は10~15ヤードにする
易しいクラブでミスを減らす
重量や硬さを揃える
正しいクラブセッティングをすれば必ずスコアが良くなります!
100切りを目標に頑張りましょう!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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