2月7日にテーラメイドから発売される『SIM』&『SIM MAX』ドライバー!
ダスティン・ジョンソンなどはすでに使用し始め、タイガーやマキロイ、松山英樹などもテストしたということで注目を集めています!
今回の記事では、『SIMドライバー』と『SIM MAXドライバー』の特徴やスペックの違いなどを詳しくご紹介します!
Contents
『SIM』と『SIM MAX』ドライバー
今回発売されるテーラーメイドの新作「SIMシリーズ」ドライバー!
海外では『SIM』『SIM MAX』『SIM MAX D-TYPE』の3種類が展開されるようですが、日本では『SIM』と『SIM MAX』の2種類のみが展開されます。
Mシリーズのテクノロジーはそのまま受け継がれ、新たにSIMシリーズのテクノロジーが搭載され、より飛距離性能と寛容性の高いドライバーとなっています!
大ヒットした「Mシリーズ」の後継モデルということで、キャロウェイの新作MAVRIK(マーベリック)と並び、注目が集まっています!
では、早速『SIM』と『SIM MAX』に共通しているテクノロジーを紹介します。
Mシリーズから受け継がれている特徴
曲がりを抑えるツイストフェーステクノロジー
M3・M4シリーズから搭載されている「ツイストフェーステクノロジー」は引き続き搭載されています。
ねじれたフェース面がミスヒット時の弾道のバラつきを低減し、飛距離と直進性をアップしています!
高反発を生むスピードインジェクション
フェース面に開けた2つのポートからヘッド内部にレジン素材を注入し、反発係数をルールの限界値に調整するテクノロジーです。
ツアープロだけでなく一般ゴルファーが手にする一本一本のフェースを測定し、ルール上最大限に反発性能を高めています。
これまでは製品の個体差が出るのは仕方のないことでしたが、これにより製造過程で生まれる性能のバラつきを無くしています。
互換性のある可変スリーブで弾道調整
Mシリーズと同様に、テーラーメイド独自の可変スリーブが搭載されています。
ロフト角は±2°、フェースアングルは±4°、ライ角は60°~56°まで調整可能になっています。
SIMシリーズ最大の特徴は?
「SIM」とは「Shape In Motion」の略称で、日本語に訳すと「動きの中の形状」となります。
こちらの動画からもわかるように、SIMシリーズではスイング中の空気抵抗を低減する形状に着目していることがうかがえます。
空気抵抗を低減するアシンメトリーソールシェイプ
SIMシリーズから搭載されたテクノロジーで、最大の特徴でもあるのが空気抵抗を低減するアシンメトリーソールシェイプです。
ソール形状はM6ドライバーと似ていますが、「イナーシャジェネレーター」の形状をトゥ側に約20°傾けています。
これにより、ハーフウェイダウン~インパクトにかけての空気抵抗を低減し、ヘッドスピードアップを実現しています。
寛容性を高めるイナーシャジェネレーター
「イナーシャジェネレーター」の後方にウェイトを置くことで、低・深重心、高慣性モーメント化を実現しています。
これによりボールの直進性・ミスヒットの許容性を高め、よりオートマチックでやさしいドライバーとなっています。
『SIMドライバー』の特徴
『SIMドライバー』は、SIMシリーズの中で最もフェース面が小さく、シャローフェースで低弾道のアスリート向けモデルです。
Mシリーズのアスリート向けモデル、M1・M3・M5の後継モデルとなっています。
スライディング・ウェイト・テクノロジー
SIMドライバーには、ソールのフェース寄りに10グラムのスライディングウェイトが配置されています。
これにより、最大40ヤード幅のドローとフェードの弾道調整が可能になっています。
スペック
SIMドライバーのスペック | ||||||
ロフト | 9° | 10.5° | ||||
ライ角 | 56° | |||||
ヘッド体積 | 460cc | |||||
シャフト | TENSEI SILVER TM50 | Tour AD XC-6 |
Speeder 661 EVOLUTION VI | Diamana ZF60 | ||
長さ | 45.75 | 45.25 | ||||
フレックス | S | SR | R | S | S | S |
総重量 | 約307g | 約305g | 約303g | 約312g | 約314g | 約312g |
シャフト重量 | 約56g | 約54g | 約52g | 64g | 65.5g | 64g |
トルク | 4.0 | 4.4 | 4.8 | 3.2 | 3.9 | 3.8 |
バランス | D3 | D3.5 | D3 | |||
調子 | 中 | 中元 | 中 | 中元 | ||
グリップ | TM Tour Velvet 360 Gray/Blue (47.5g) |
SIMドライバーの試打・計測データ
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『SIM MAXドライバー』の特徴
『SIM MAXドライバー』は、SIMドライバーよりもフェース面が8%大きく、セミディープフェースで中弾道のアベレージゴルファー向けモデルです。
Mシリーズのアベレージゴルファー向けモデル、M2・M4・M6の後継モデルとなっています。
ダスティン・ジョンソンはこちらのモデルを使用しています。
高弾道と高い寛容性を生むバックウェイト
SIM MAXドライバーにはスライディングウェイトが搭載されていないため、ドローとフェードの弾道調整が行えません。
しかし、その分イナーシャジェネレーターのウェイトを8グラム重くし、SIMドライバーよりも低・深重心、寛容性の高いオートマチックなアベレージゴルファー向けのドライバーとなっています。
スペック
SIM MAXドライバーのスペック | ||||||
ロフト | 9° | 10.5° | 12° | |||
ライ角 | 56° | |||||
ヘッド体積 | 460cc | |||||
シャフト | TENSEI BLUE TM50 | Tour AD XC-6 |
Speeder 661 EVOLUTION VI | Diamana ZF60 | ||
長さ | 45.75 | 45.25 | ||||
フレックス | S | SR | R | S | S | S |
総重量 | 約298g | 約296g | 約294g | 約310g | 約312g | 約310g |
シャフト重量 | 約54g | 約52g | 約50g | 64g | 65.5g | 64g |
トルク | 4.4 | 4.8 | 5.0 | 3.2 | 3.9 | 3.8 |
バランス | D2.5 | D2.5 | D2 | |||
調子 | 中 | 中元 | 中 | 中元 | ||
グリップ | TM Tour Velvet 360 Gray/Blue (42g) |
TM Tour Velvet 360 Gray/Blue (47.5g) |
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テーラメイド契約プロのクラブセッティング
まとめ
テーラーメイド契約プロのダスティン・ジョンソンなどが使用し、話題になっている『SIM』『SIM MAX』ドライバー。
今回は2つのモデルの特徴やスペックの違いについて紹介させていただきました!
今後さらに詳しい情報や、試打の検証結果などアップしていきたいと思っています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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