ゴルファーとしてまず気を付けなければならないのが誤球です。
そのため、誤球に対するペナルティは大きく、正しく処置を行わないと競技失格になることも!
今回は、誤球をしないための対策方法や、誤球の処置に関するルールを解説します。
Contents
誤球とは
誤球(wrong ball)とは、自分のインプレーのボールではなく、同伴競技者のボールやコース内に放置されたロストボールなどを誤ってプレーしてしまうことです。
マッチプレーではそのホール負け、ストロークプレーでは2打罰のペナルティになります。
また、誤球に気付くことなくホールアウトし、次のホールのティーショットを打った時点で競技失格となります。
なお、最終ホールの場合はそのパッティンググリーンを離れた時点で競技失格となります。
誤球を防ぐ方法
誤球のほとんどは、思い込みや勘違いなどの不注意により起こります。
どんな場合でも、しっかり自分のボールを確認することが大切です。
誤球を防ぐ方法の一つとして、ボールに識別マークを付けるという方法があります。
具体的にはディンプルを黒く塗り潰したり、ボールナンバーを丸で囲うなどです。
一目で自分のボールだとわかるようなマークを付けましょう!!
正しい処置とペナルティ
マッチプレーでは誤球した時点でそのホール負けとなりますが、ストロークプレーでは正しく処置をした後プレーを続けます。
誤球には、コース内に放置されたロストボールをプレーする場合と、他のプレーヤーのボールをプレーする場合、二人のプレーヤーが相互に誤球する場合が考えられます。
放置されたロストボールをプレーしたとき
放置されたロストボールをプレーしたときは、誤球に気付いた時点で正しい自分のボールを探す必要があります。
自分のボールが見つかれば、誤球のペナルティ(2打罰)を加えた上でプレーを再開します。
3分以内に自分のボールが見つからなかった場合はロストボール(紛失球)とみなされるため、そのショットを打った位置まで戻り、誤球のペナルティ(2打罰)とロストボールのペナルティ(1打罰)を加えた上でプレーを再開します。
なお、誤球でプレーしたストローク数は、スコアに入りません。
他のプレーヤーのボールをプレーしたとき
自分のボール対する処置は、放置されたロストボールをプレーしたときと同じです。
しかし、自分が誤球した他のプレーヤーのボールは、元あったと思われる位置に元のライを再現するようにプレースすることになります。
2人のプレーヤーが相互に誤球したとき
同伴競技者や隣のホールをプレー中のプレーヤーなど、2人のプレーヤーが相互に誤球したときは、どちらが先に誤球したかは関係なく、お互いにペナルティが科せられます。
お互いに相手のボールを元あったと思われる位置にプレースしてプレーを再開します。
なお、マッチプレーでは先に誤球したほうがそのホール負けとなります。
まとめ
誤球をプレーした場合のペナルティは2打罰と大きいです。
さらに誤球を訂正せずに次のホールのティーショットを打ってしまうと競技失格となります。
誤球の原因の多くは、思い込みや勘違いといった不注意によるものであり、自分のボールをしっかり確認すること、識別マークを付けることなどで防ぐことができます。
他人と被らない自分なりの識別マークを付けると見分けが付けやすくなりますよ!
誤球した本人が全く気付かず、次のホールでプレイした場合はどうなりますか。
ロングホール3打目打ったボール紛失しかけるも見つけだし6打目にグリーンオン
した時点で誤球したと思い、また4打目地点に戻り別のボールで5打目にオン
しあと2打でホールアウトしました、少し冷静になった時、初めに打った玉が自分
のボールと思いだしました、しかし別のボールでホールアウトしていたので2打罰
のみ加算し9打としました。正しい判定でのスコアを教えて下さい。
失格です