ゴルフボールの重心位置で飛距離が変わる!塩水検査の方法や測定器を紹介

しっかり打ったのに曲がった・・きっと誰もがそんな経験をしたことがあるはず!
実はゴルフボールの重心位置は、中心から若干ズレていることがほとんどです。
この重心位置のズレはショットの飛距離やパッティングの曲がりに影響します。
そこで今回は、重心位置を測定する塩水検査の方法と便利な重心測定器をご紹介します!

 

ゴルフボールの重心位置を測定しよう!ショットに与える影響は?

 

ゴルフボールの重心位置は製造工程で誤差が生じるため、中心から若干ズレていることが多いです。

重心がど真ん中にあればショットの弾道やパッティングの転がりが安定しますが、重心がズレていると弾道や転がりに影響を与えます。

具体的には、重心がローリングプレーンよりも右にあればスライス、左にあればフック、というように重心がある方に曲がってしまいます。実際にボウリングはこの重心位置のズレを利用してボールを曲げています。

しかし、重心がローリングプレーン上にあれば弾道や転がりに影響は出ないとされています。

ショットでは左右にブレることなく弾道が安定するので飛距離アップ、パッティングでは直進性がアップするのでカップインの確率が高くなります!

重心測定は簡単にできますので、ボールを購入したときに重心をチェックしましょう!!

 

ゴルフボールの重心位置の測定方法

 

重心位置の測定方法は、塩水に浮かべて測定する塩水検査と、ゴルフボール重心測定器”チェックゴープロ”で測定する2つの方法があります。

 

塩水に浮かべて重心位置を測る

 

塩水にボールを浮かべて重心位置を測定する方法です。ボールの重いサイドが下になるので重心を測定できます。デシャンボーがやっていることで話題になりましたね!

塩水検査の方法
  1. 濃度の濃い食塩水を用意する
  2. 食塩水にボールを浮かべる
  3. ボールが安定したところで、表面にマークする
  4. もう一度沈めて同じ箇所が浮いてくるかチェックする

この動画では、1球目のマークした箇所が浮いて来ないボール、2球目の浮いて来るまでに時間がかかるボールは、重心位置はほぼ真ん中にあるため弾道や転がりに影響はない。3球目のマークした箇所がすぐに浮いて来るボールは、重心は大きくずれているため弾道や転がりに影響すると解説しています。

そして、マークした箇所からラインマーカーでラインを引けば、ティーショットやパッティングの際にローリングプレーン上に重心を乗せることができると解説しています。

とはいえ、セカンドショットなどではボールを置きなおすことができないので、重心が大きくずれたボールは使用しないほうがいいかと思います。

 

ゴルフボール重心測定器”Check Go Pro”

 

塩水検査よりも手軽に重心位置を測定できるのが”Check Go Pro”です!

3,000~4,000円で購入できるので、いちいち塩水を作るのが面倒という方におすすめです!

”Check Go Pro”では、毎分10,000回転する回転プレートにボールをセットすることで、正確にローリングプレーン上にラインを引くことができます。

Check Go Proの使用方法
  1. 回転プレートにボールをセットし、回転させる
  2. ドーム型のガードをセットし、ボールの回転が安定したところで真上から専用のペンでマークする
  3. ボールをずらして、もう一度回転させる
  4. マークした箇所が真上に来たところで、横からペンを差し込みローリングプレーン上にラインを引く

塩水検査と同様に、最初にマークした箇所が真上に来なかったり、真上に来るまでに時間がかかるボールは重心がほとんどずれていない。すぐに真上に来るボールは重心が大きくずれていることになります。

専用のマーカーペンは1本しか付属しないので、こちらの商品を合わせて購入するのがおすすめです!

 

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まとめ

 

今回はゴルフボールの重心位置がショットやパッティングに与える影響と、重心位置の測定方法をご紹介しました。

ボールの重心位置を測定し。スコアアップを目指しましょう!

 

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