2019年から施行された新ルールでは、レーザー距離計を使用した二点間距離の計測が認められました。
レーザー距離計は、水平距離や高低差まで計測できるものが多いですが、それらの機能の使用は認められていません!
そこで、それら機能の切り替え機能、使用していないことが外観からわかることが重要になります!
今回は、新ルールに適合したおすすめレーザー距離計をランキング形式で紹介します!
Contents
レーザー式距離計測器とは?
レーザー距離計とは、目標物にレーザーを照射して、自分が立っている位置から目標物までの距離が計測できる機器です!
測定可能距離は5~1,000ヤード程で、測定精度は±1ヤード程度とかなり正確です!
ピンまでの距離はもちろん、バンカーまでの距離など、様々な目標物までの距離を正確に計測できます!
また、二点間の直線距離だけでななく、水平距離や高低差、高低差を加味した打つべき距離が計測できる機種もあります!
勘や経験に頼ることなく、自分が打つべき正確な距離を知ることができるため、間違いなくスコアアップに役立つでしょう!!
使い方は?
望遠鏡のようにレンズを覗いて、ピンなどの目標物に照準を合わせたらボタンを押し、レーザーを照射します。
すると、目標物までの距離や高低差などがレンズ内にヤードで表示されます。
レンズは望遠レンズになっていて、目標に対して照準を合わせやすいですが、ピンフラッグなどの小さい的に当てるのは少し難しいです。
古いモデルでは、ピンまでの距離を計測したくても、後ろの樹木までの距離が表示されることがありましたが、最近の新しいモデルには、近くの目標物を優先的に計測してくれる機能や手ブレ補正機能がついているのでその心配はありません!
また、150g程度と軽量で、付属のケースをベルトに通して持ち歩けます。
防水仕様になっているので雨の日でも使用可能です!
距離計測器の活用法
ティーショットで
池越えのホールでは、池の淵を測定することで、池を超えるまでの距離を知ることができ、クラブ選択に役立ちます!
ドッグレッグのホールでは、コーナー手前の木とフェアウェイ奥のバンカーを測定することで、自分が狙いたいポイントまでの距離を知ることができます!
迷いなく自身を持ってティーショットが打てるので、ミスショットの確率が下がります!!
セカンドショットで
パー5のセカンドショットでは、フェアウェイバンカーとピンまでの距離を測定することで、刻みたいポイントまでの距離を知ることができます!
グリーンを狙う場合は、ガードバンカーとピンまでの距離を測定することで、バンカーを超えてからピンまでの奥行を知ることができます!
最適なクラブ選択で、積極的にグリーンを狙うことができます!!
アプローチで
30ヤードや50ヤードのアプローチでは、ピンにピタリと寄せたいところですね!
しかし、距離が短い分、目測を誤るとスコアに大きく響きます!
ピンまでの正確な距離を知ることで、バンカーなどのハザードを気にせず、不安なくアプローチショットを打つことができます!
練習場で
距離計測器は、練習場でも活用できます!
目印となるターゲットを測定して練習することで、番手毎の飛距離を知ることができます!
自分の飛距離を正確に知ることで、コースでのクラブ選択に自信が持てます!
使用上の注意!新ルールでは?
2019年1月1日から施行された新ルールでは、レーザー距離計の使用が認められています!
しかし、認められたのは二点間の直線距離の計測のみで、水平距離や高低差を計測することは認められていません!
プライベートのラウンドでは問題ありませんが、オープンコンペや公式競技では二点間の直線距離のみを計測しましょう!!
また、水平距離や高低差を計測できる機能がついている測定器でも、その機能を使用しなければ問題ありません!
おすすめレーザー距離計BEST5
第5位・ニコン:クールショット 20
直線距離専用モデル
人気シリーズ「COOLSHOT」の直線距離専用モデルです!
水平距離や高低差の計測機能が必要なく、低価格で購入したいという方におすすめ!
直線距離しか計測できないので、公式競技でも安心して使用できます!
また、バッテリー残量が表示されるので、ラウンド中、突然電池が切れて困ることがありません!
価格 | ¥16,800 | 測定範囲 | 6~550yd |
大きさ | 91×73 ×37mm |
測定精度 | ±1yd (~100yd) ±2yd (100yd~) |
重量 | 約125g | 高低差測定 | 無し |
倍率 | 6倍 | 角度測定 | 無し |
手ブレ補正 | 無し | 水平距離測定 | 無し |
防水機能 | 有り | オートパワーオフ | 有り(約8秒) |
第4位・ユピテル:AGF-Laser1
「直線距離」「水平距離」「高低差」「角度」が計測可能
直線距離だけを表示する「簡易表示モード」と、直線距離、水平距離、高低差、角度を表示する「詳細表示モード」の2種類から選択可能です!
外観からはどちらのモードを使用しているかわからないので、公式競技での使用には注意が必要です!
近くの目標物を優先的に計測するピンサーチ機能を搭載しているので、手ブレで照準が定まらず、ピン奥の樹木までの距離を計測してしまうことなどはありません!
また、電池残量が少ないときに表示される「バッテリーマーク」が、電池交換のタイミングを知らせてくれます!
価格 | ¥27,000 | 測定範囲 | 6~660yd |
大きさ | 105×72 ×39mm |
測定精度 | ±1yd (±0.2%) |
重量 | 約180g | 高低差測定 | 有り |
倍率 | 6倍 | 角度測定 | 有り |
手ブレ補正 | 無し | 水平距離測定 | 有り |
防水機能 | 有り | オートパワーオフ | 有り(約30秒) |
第3位・ドリップスポーツ:スティンガーD-01
一目瞭然!新ルール適合の≪プロモード≫搭載
「プロモードOFF」のときは、直線距離と勾配角度、それらを考慮した推奨距離が表示されます!
「プロモードON」のときは、二点間の距離のみが表示されます!
新ルールを考慮して設計されているため、プロモードのON/OFFは周囲からも一目瞭然!
また、背景が重なってもピンまでの距離が優先的に表示される「ピンフラッグ機能」、測定完了をバイブレーションで知らせてくれる「ジョルト機能」などが搭載されています!
価格 | ¥24,840 | 測定範囲 | 5~1,300yd |
大きさ | 105×73 ×39mm |
測定精度 | ±1yd |
重量 | 約175g | 高低差測定 | 無し |
倍率 | 6倍 | 角度測定 | 有り |
手ブレ補正 | 無し | 水平距離測定 | 無し |
防水機能 | 有り | オートパワーオフ | 無し |
第3位・ブッシュネル:ピンシーカープロX2ジョルト
0.1ヤード刻みの表示で正確性抜群
ブッシュネルは、スピードガン、双眼鏡などの商品を開発しているアメリカのメーカーです!
計測距離が0.1ヤード刻みで表示され、正確性に優れています!
水平距離と高低差の表示機能はありませんが、±20%までの「勾配」と、距離の長短による弾道差を加味した「打つべき距離」が表示される「スロープ機能」が搭載されています!
スロープ機能は設定/解除が切り替え可能で、解除した状態では公式競技でも使用できます!
また、ピンなどの細い目標物の計測を助ける「ピンシーカー機能」と、それが作動した際、本体がビビッと振動し、測定完了を教えてくれる「ジョルト機能」が搭載されています!!
価格 | ¥50,800 | 測定範囲 | 5~1,300yd |
大きさ | 102×74 ×33mm |
測定精度 | ±0.5yd (~125yd) ±1yd (125yd~) |
重量 | 約227g | 高低差測定 | 無し |
倍率 | 6倍 | 角度測定 | 有り |
手ブレ補正 | 無し | 水平距離測定 | 無し |
防水機能 | 有り | オートパワーオフ | 無し |
第1位・ニコン:クールショット PRO STABILIZED
新ルール適合の人気シリーズ最新型
人気シリーズ「COOLSHOT」の、手ブレを約80%低減する「STABILIZED 機能」と、ピンフラッグが測定されたことがひと目でわかる「LOCKED ON 機能」を搭載した最新機種です!
直線距離だけではなく、水平距離や高低差、高低差を加味した打つべき距離が表示され、プレースタイルに合わせて4つの計測モードから選択できます!
最大の特徴は、直線距離モードで測定していることを示すLEDランプが搭載されていること!
その他の機能を使用していないことが外観からわかるので、公式競技でも安心して使用できます!
また、バッテリー残量が表示されるので、ラウンド中、突然電池が切れて困ることがありません!
価格 | ¥42,280 | 測定範囲 | 8~1,200yd |
大きさ | 91×73 ×37mm |
測定精度 | ±0.75yd(~700yd) ±1.25yd(700~1,000yd) ±1.75yd(1,000yd~) |
重量 | 約125g | 高低差測定 | 有り |
倍率 | 6倍 | 角度測定 | 無し |
手ブレ補正 | 有り | 水平距離測定 | 有り |
防水機能 | 有り | オートパワーオフ | 有り(約8秒) |
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まとめ
いかがでしたか?
レーザー距離計は、二点間距離の計測のみの1万円台のものから、0.1ヤード刻みで表示される5万円台のものまで様々ですね!
公式競技で使用する予定であれば、二点間距離の計測をしていることが外観からわかるもの、もしくは二点間距離の計測のみが計測可能なものがおすすめです!
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