ゴルフルール!ロストボールの処置を解説!何打罰?スコアの数え方や探す時間は?

皆さんはロストボールの正しい処置の方法を知っていますか?
何打罰なのか、どこから打つのが正しいのか、いつまで探していいのか、カラスなどの動物が持って行った場合はどうすればいいのかなどの疑問を持っている方も少なくないはず!
今回はボールがなくなっても困らないように、ロストボールについてしっかり勉強しましょう!

 

ロストボールとは

ロストボールとは、ボールをプレー区域内でなくしてしまうことをいいます。

深いラフに入ってしまった時や、雨上がりで地面が柔らかく埋まってしまった時によく起こります!

ロストボールのペナルティや処置の方法は公式ルールでしっかり決められています!

また、公式ルールは競技やコンペなどの時に用いるもので、友人同士のプライベートのラウンドなどでは、スロープレー防止の観点からローカルルールを設けるようにしましょう!

そこで今回は公式ルールとローカルルールの両方について解説していきます!

 

 

公式ルール

まずは公式ルールから解説していきます!

 

ペナルティと処置

 

ロストボールのペナルティは1打罰です。

そして、元の場所に戻ってプレーを再開するのが正しい対処法です!

つまり、ティーショットがロストボールになった場合、ティーグラウンドに戻って3打目としてプレーを再開します!

この場合、OBの時と同じようにティーアップすることが出来ます!

OBのルールについては『ゴルフルール!OBを打った時の救済は?ライン上の球はどうなる?杭は抜いてもいい?』で詳しく解説しています!

また、セカンドショット以降がロストボールになった場合は元の場所にドロップしてプレーを再開します!

これもOBと同じですね!

ドロップの仕方については『ゴルフルール!ドロップの仕方を解説!止まらないときは?2019年のルール変更は?』で詳しく解説しています!

 

探す時間は?

 

ボールを探す時間は5分間と決められています。

5分間探して見つからなかった場合にロストボールになります!

これを超えて探すことは出来ませんので注意してください!

5分間が経過した時点でロストボールになるので、仮に5分経過後も球探しを続けボールを見つけてもその球はロストボールということになるのでプレーすることは出来ません!

 

しかし、プロツアーなどでない限り誰かが時間を計っている訳ではありません。

ボールをなくしたプレーヤーが時間を計るようにし、ボール探しを自ら打ち切るようにしましょう!

また、5分を超えても球探しを続けていた場合は、同伴競技者が「もう5分経ったよね」などと声を掛けてあげるようにしましょう!

 

ロストボールの可能性がある場合

 

打ったボールがロストボールの可能性がある場合は、時間節約のために、OBと同様に暫定球を打つことが出来ます。

その際、同伴競技者に「暫定球打ちます」と宣言してから打ちましょう!

暫定球とは、暫定的に1打罰で元の位置から打ち直すことです!

最初に打ったボールが見つかった場合は、暫定球を放棄して、そのボールを無罰でプレーしなければなりません。

見つからなかった場合は、暫定球をプレーすることになり、元の場所に戻る時間を節約することが出来ます!

 

カラスなどの動物が持っていったときは?

カラスなどの動物はゴルフルール上「局外者」と呼ばれます。

この局外者によってボールが持っていかれて紛失した場合は、新しいボールを元あった場所に罰なしでリプレースすることになります!

取り返そうと走って追いかける必要はありませんよ!

しかし、はっきりとした証拠がなければロストボールということになります。

 

また、止まっているボールを局外者によって動かされた場合は、そのボールを元の場所に罰なしでリプレースしなければなりません!

動かされたと知りながらそのままプレーした場合や、リプレースではなくドロップしてしまった場合は、誤所からのプレーをなり、2打罰が科せられた上でそのボールでホールアウトしなければなりません。

 

ローカルルール

 

5分間探してもボールが見つからなかったら、元の場所に戻って打ち直すというのが公式ルールですが、混雑時のゴルフでこれをしてしまうと、スロープレーの原因になり、後続の組に迷惑を掛けてしまいます。

仮にティーショットだとすると、すでに後続の組がティーグラウンドで準備していますので、白い目で見られてしまいます・・・

このようなことを避けるために暫定球を打っておくことも大切ですが、もし打っていなかったときのために、プライベートのラウンドではローカルルールを設けるようにしましょう。

 

スロープレーとは

 

まずスロープレーについて少し解説させていただきます。

スロープレーとは文字通りプレーが遅いことをいいます。

公式ルールでは、前の組に2ホール以上離されてはいけないとされていて、プロツアーや公式競技ではペナルティを受けてしまいます!

プライベートのラウンドでこのようなペナルティはありませんが、マナーとしてハーフ2時間以内を目標にしてください!

 

ペナルティと処置

ではスロープレーを避けるための処置はどのような方法がいいのでしょうか。

皆さんよくやっているのが、1打罰、もしくは無罰でボールがあったと思われる場所にドロップしてプレーを再開する方法です。

正確な場所はわかりませんが、同伴競技者と協議のもとドロップする場所を決めましょう!

また、OBのプレーイング4と同じような考え方で2打罰でドロップしてプレーを再開する方もいますが、OBよりも厳しい条件でプレーすることになるのでオススメできません。

プライベートのコンペでは、スタート前に「ロストボールは1打罰でボールがあったと思われる場所にドロップする」などのローカルルールを他の組にも伝えておくとトラブルになりません!

 

最後に

 

ロストボールの捜索はプレーヤーとそのキャディーが行うことになっていますが、同伴競技者も探してあげるのがマナーだと思います。

お互い気持ちよくプレーするためにも、同伴競技者がボールをなくしてしまった時は一緒に探してあげましょう!

また、隣のホールから打ち込まれたボールを見つけたときは、隣のホールをプレーしている組にボールの場所を教えてあげるといいと思いますよ!

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